Summer festivals

夏なつの夕方ゆうがた、さくらは友達ともだちに誘さそわれて地元じもとのお祭まつりに参加さんかすることになった。 友達ともだちが浴衣ゆかたを用意よういしてくれて、さくらも初はじめて浴衣ゆかたを着きることに。 帯おびを締しめてもらい、髪かみもまとめてもらうと、少すこし緊張きんちょうしながらも心こころが踊おどった。

会場かいじょうに着つくと、色いろとりどりの提灯ちょうちんが夜空よぞらを照てらし、屋台やたいの香こうばしい匂においが漂ただよっている。 焼やきそばやたこ焼やき、りんご飴あめが並ならぶ屋台やたいを見みて、さくらはどれから食たべようかと迷まよってしまった。 友達ともだちと一緒いっしょにたこ焼やきを買かい、熱々あつあつの一口ひとくちを頬張ほおばると、思おもわず「おいしい！」と笑顔えがおがこぼれた。